名門シシェル家が手掛ける、アントル・ドゥ・メールの銘醸
ボルドーを代表するネゴシアンであり、マルゴー村に第3級格付けのシャトー・パルメも所有する名門シシェル家。ボルドー市の南60kmのアントル・ドゥ・メール地区にあるシャトー・アルガダンスは、2002年にシシェル家が購入し、その後は畑の整備や醸造施設・設備の面で多大な投資が行われました。
約40haの所有畑は、平地の多いこの地域で最も標高が高い丘（標高110m）のひとつに位置しています。粘土石灰質の丘は水はけも良く、強過ぎる暑さや春先の霜の被害を受けにくく、ブドウ栽培に理想的な環境です。また、周囲の生物多様性を尊重し、ミツバチの保護や雨水のリサイクルなどを行い、サスティナブルなワイン造りを率先して実施しています。2014年には HVE3（High Environmental Value level 3）を取得しました。毎年、ブドウの状態や飲み手の嗜好の変化に合わせて木樽の使用比率を抑えるなど進化を続けています。現在ではコストパフォーマンスに優れたボルドー・シュペリュール最高峰のひとつとして、白・赤共に高い人気を得ています。