
ソムリエを対象とした、ワインの普及及び啓蒙活動の目的で開催致します。
ワイン生産者が来日した際には、日頃の疑問や質問を直接、生産者に投げかけ、より深く、
且つ、一歩踏み込んだ詳しい情報収集や知識の習得をサポートします。

- RH1209:Chateauneuf du Pape " Haut Pierre " 2009
標準小売価格 : ¥5,000-(税別)

- RH2409:Crozes Hermitage “Les Launes” 2009
標準小売価格 : ¥2,500-(税別)

- RH2407:Crozes Herimtage “Le Clos” 2007
標準小売価格 : ¥2,500-(税別)
Rhoneにとって2007は偉大な年だった。“Le Clos”は良い年しか造らないワイン。全て小樽による醸造で、10%だけ新樽を使用。Hermitageの手前にある2.5haの石灰質土壌に位置し、軟かいタンニンが特徴。


- RH0809:Saint Joseph “Les Challeys” 2008
参考出品
シラー100%。レ・シャレーは「乾いた石」の意味。Delasの醸造所のすぐ真裏にあり、収穫は迅速にでき、常に健全なぶどうの状態でプレスできる。

- RH2507:Saint Joseph “Saint Epine” 2007
標準小売価格 : ¥5,000-(税別)
南向きの丘陵地にある砂質岩盤上にある畑で、いつも穏やかで乾燥しているが適度な降雨量がある。通常は新樽50%、古樽50%だが、2007Vintageは新樽100%。

- RH0106:Cote Rotie "La Landonne” 2006
標準小売価格 : ¥15,000-(税別)
常に太陽を受ける南東向けの畑で、良い年しか醸造されない。シラー100%。タンニンは柔らかく、エレガントで長熟。デカンタして、時間をかけて味わいたい一本。

- RH0406:Hermitage “Marquise de la Tourette” 2006
標準小売価格 : ¥8,000-(税別)
土地は特徴的で、斜度55°の急斜面にある花崗岩が砂状になっている土壌。シラー種は日照と排水が重要。野性味のあるスパイシーなアロマが感じられる。2009よりDomaineとなり、Dmaine Touretteのラベルで商品化。

- RH2307:Hermitage “Les Bessards” 2007
標準小売価格 : ¥15,000-(税別)
シラー100%。日照時間が長く、偏西風により乾燥した砂礫質に泥炭土が混じった地層。長期熟成が可能なワイン。このワインは良い年に6,000本程度造られる。


- RH0509:Crozes Hermitage “Les Launes” 2009
標準小売価格 : ¥2,500-(税別)
肉づきが良くオイリーなタイプの白ワイン。ステンレスタンクで低温発酵、熟成。石灰質でミネラル分が多い土壌。マルサンヌ80%、ルーサンヌ20%。両品種とも参加しやすいぶどうの為、すばやくプレスし発酵槽に移す事が重要。

- RH0710:Saint Joseph “Les Challeys” 2010
標準小売価格 : ¥3,000-(税別)
乾いた北風(ミストラル)が特徴の花崗岩質の土壌。マルサンヌ80%、ルーサンヌ20%。マロラクティックは発酵後、芳醇なアロマとリッチな味わいを引き出すために4月中旬まで澱と一緒に熟成。

- RH0209:Condrieu “La Galopine” 2009
標準小売価格 : ¥5,500-(税別)
機械作業ができない石ころだらけの花崗岩、変成岩土壌。ヴィオニエ種100%。ステン レスタンクで8週間発酵させ、4月中旬まで澱と共に熟成させる。ヴィオニエの特徴を 最大限に表現した最上の白ワイン。
当日の様子 | ||
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上記の商品画像には一部ヴィンテージの異なるものがございます。ご了承ください。 | ||
今回のテーマはシャンパーニュ「フィリポナ」
17世紀から伝統的な手法でシャンパーニュを作り続ける中堅の有名メゾンです。
特に「クロ・デ・ゴワセ」は世界中のシャンパーニュ愛好家の羨望の的であり、
シャンパーニュ地方で単独畑名を名乗れる数少ない畑の一つとなっています。
「フィリポナ」社の輸出部長ヴィアニー・グラヴロー氏を講師に迎え、都内の有名フランス料理店から
10名の実力派ソムリエと共にティスティング・セミナーを開催しました。
ティスティングされたシャンパーニュ
1 Non Dose NV : ¥6,000
2 Grand Blanc 2004 : ¥10,000
3 Cuvee 1522 Grand Cru 2002 : ¥12,000
4 Cuvee 1522 1er Cru Rose 2003 : ¥14,000
5 Clos des Goisses Monopole 1998 : ¥25,000
6 Clos des Goisses Monopole 1992 : 参考出品
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![]() ヴィアニー・グラヴロー氏 |
A~F氏:参加ソムリエ
V氏:ヴィアニー・グラヴロー氏

- A氏
- ぶどう本来の香りと味が直接に感じられる。バランスが良く、フレッシュで大変ミネラルな印象。完熟したぶどうの甘みで、ドサージュがゼロとは思えない。
- V氏
- 温暖化の影響で北限のシャンパーニュ地方も温かくなり、ぶどうは熟すようになってきた。20年前の環境ならこのノンドゼは考えられない。

- B氏
- やや緑がかった色調でフレッシュさでエレガントさが際立つ。フローラルで華やかな香り、ミネラルもあり酸も充分でしっかりしたストラクチャーを感じる。
- V氏
- ブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)さらに70%はグラン・クリュ、プルミエ・クリュのぶどうを使用。2002産からドサージュの量を5g/Lへ減らした結果、より果実味が増したと評価を得ている。


- C氏
- やや深い緑の色調、ヨード香が感じられ、他よりミネラルが強い事を伺わせる。ぶどう本来の香りと熟成した深みのある華やかな香り、口中では溢れんばかりのボディーと複雑さを醸しだしている。
- V氏
- アイ村のピノ・ノワール60%、クラマン、アヴィーズ村のシャルドネ40%と、全てグラン・クリュ畑からのぶどうを使用。グラン・クリュにふさわしい奥行がある味わいを感じてもらえると思う。

- D氏
- まさに苺を思わせる香りと味は印象的。フルーツを盛り合わせたようなシャンパーニュ。美味しいの一言。チャーミングなロゼ。
- V氏
- ブレンドしたマルユイユ・シュール・アイのピノ・ノワールが唯一プルミエ・クリュ畑なのでプルミエ・クリュになってしまうが、グラン・クリュを思わせる仕上がりに満足している。


- E氏
- 素晴らしいの一言。トップ・シャンパーニュと言われる全ての要素が詰まっているシャンパーニュ。始めは閉じていたが、時間と共にその偉大さが表れ、スパイス、カフェモカ、オレンジピール等の複雑な香りが心地よい。
- V氏
- 畑は真南で、見下ろすような45°の急勾配。水はけも良く他の畑より1°高い気温と深い石灰層からミネラルを吸収しぶどうは育つ。川が真下を流れ丘との温度差で風が発生し、病害虫は少なく良質のぶどうが収穫される。年間15,000本程度しか造れない。

- F氏
- 更に素晴らしいシャンパーニュ!20年ほど経過しているとは思えないフレッシュな酸が残っているのは驚き。湿った石灰、燻した香りなど、シュナン・ブランやアウスレーゼのようなニュアンスなど、'98とは違う個性が感じられる。
- V氏
- 1992はあまり良い年ではなかったが、このぶどう畑とぶどうの潜在的能力が証明されたようだ。

当日の様子 | ||
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